医師のX線CT検査・MRI検査

医師は人々を苦しめる病気を診察・診断し、治療や投薬に従事すると同時に、それらの予防に対する医学的アプローチも行います。特に病気の原因を探る検査は病気を正確に診断し、その後の治療方針を決めるために欠かすことのできない医療プロセスのひとつです。近年は高度に開発された医療機器や精度の高い検査機器が医師の検査業務を大きくサポートしていますが、こうした機器類の性能を最大限に発揮し、患者さんの安全を守って検査を進めるには機器を扱う医師側にも高い専門スキルの習得が求められます。また検査を通して得ることのできる、限られた情報の中で的確に病気を診断し、時に即断で治療を進めていくためには膨大且つ幅広い知識と豊富な経験が求められます。

昨今は重篤な疾患においてはX線CT検査やMRI検査による断層画像をベースにした診断が主流です。人体に対して、様々な角度からX線や強力な磁気を得られた情報をコンピューターで断層画像化して病気を診断していくのが特徴で、X線CT検査とは人の身体に1cmおきにX線を当てて得た情報を解析し、体内の様子を断層画像化して異常の有無や状態を調べます。当初はくも膜下出血、脳梗塞、脳出血など頭蓋内の病気の検査診断機器として開発されましたが、今ではあらゆる部位の病気の診断に利用されています。一方、MRI検査とは体が持つ弱い磁気を磁気電波でゆさぶって画像化し病気を診断する方法です。

X線CT検査とMRI検査、X線による被爆の心配がないという点ではMRI検査にメリットがありますが、どちらの検査にも優位な部分があり、臓器ごとに検査を使い分けることが必要です。例えば頭部の精密検査に関してはMRI検査の方が優れますが、既に出血性の疾患(くも膜下出血など)を起こしている場合にはCT検査の方が便利です。CT検査の方が検査時間は短く空間的な分析能力に長けるため、緊急性を要する頭部検査の際に採用します。またMRI検査は解像度が高く骨の影響を受けないため、骨が複雑に入り組んでいる部分の画像を取りたい場合に優れ、逆に頚椎や関節など骨の状態を詳しく見たい場合にはCT検査の方を採用します。

X線CT検査・MRI検査は直接人体に触れる検査ではないため、内視鏡検査や造影検査でしばしば見られる検査よる事故(例えば内視鏡検査で腸管を傷つけた…など)はないものの、画像を撮る技師や得られた画像情報から病気を診断する医師によっては、誤診のリスクが避けられません。医師側は患者さんの健康と安全を守るため、常に知識・技術習得の鍛錬に尽力を惜しまず、検査・治療を受ける側も不幸な事故に遭わないために医師や病院選びをしっかりと行うことが大切です。

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